LAZARE(ラザール ドレスデン)


象牙の鍵盤です。
象牙の特徴といいますか、黄色く変色してしまっているので漂白します。さらに象牙が一枚ないとの事ですので予備の象牙を使用します

お洒落でアンティークなデザインです。

塗膜が薄くなりすぎて下地が
出てきてしまってます
ピアノ側面部も割れてしまっています

音響版の割れです。隙間から向こうが見える位割れてます。これを直さないと雑音の原因、
さらに音の伝播が悪くなりピアノの機能を著しく低下させます

鍵盤バランス部のクロスの虫食い

鍵盤フロント部のクロスの虫食い

ピアノ内部アクションのダンパーフェルトですが、ねずみの害によりフェルトがボロボロになっています。
この状態では音は全く止まりません

ピアノの弦とチューニングピンです
張替える弦はドイツのレスローワイヤーを使用します

分解作業開始です

ピアノを寝かせて弦とチューニングピンを外していきます

弦を全て外した状態です。

抜いたチューニングピンです。ピン板に打ち込まれていた部分もサビサビでした

鉄骨を外した状態です

本体から外した鉄骨です。傷が多い為
金粉で塗装し直します

ピアノの命ともいえる音響板です。
響板割れしてます

埋め木をして補修した後です.

塗装後です

音響板の古いニスを新しいニスに塗り替えます

ニスの塗り替え後

鉄骨を乗せた画像

鉄骨にピンブッシュを打ち込んでいきます

ドリルでチューニングピンを打ち込む穴を空けていきます

張弦(弦を張る)作業の画像です

中・高音部の張弦終了

低音部の張弦終了

全弦の張弦終了です

側面部の割れ(補修前)

床が反射して見にくいですが、補修後です

象牙の漂白前

象牙の漂白後

新品のハンマーです

ハンマー取り付け後

アクションを取り付け後

塗装前

塗装後

作業終了です!

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作業内容  解体修理 全塗装